日本ではiPhoneのデザインが好まれているのです

日本だけiPhoneが優位に立っていて、ほかの国ではAndroidなの?ということですが、もちろん理由は一言では片付けられません。まず日本の場合はキャリアからデバイスを買う人が大半となっています。キャリアはデバイスの価格を負担する代わりに2年縛りにするといった施策を取っています。このデバイスのコストはデバイスを買い換えない人の電話代に上乗せされている不公平感はあるのですが、買う側から見るとデバイスの価格の差が毎月の差に出ないので割安感があるのです。さらに日本の携帯キャリアは何でも載せの最上機種しか扱わっていません。Androidのグレードが高い機種とiPhoneの争いで、支払い額に差が無いといった現象が出ているのです。ところが海外では、デバイスを買ってからキャリアを選びます。つまりSIMフリーのデバイスを買う場合が多いのです。こうなるとデバイスの価格の差が大きく影響してくるのは容易に理解できます。ちなみにeBayで「日本に無料で送ってくれるAndroid4.4搭載のスマートフォン」で検索すると、中国製の端末が7000円から8000円でワサワサ出てくるのです。デバイスの単価がここまで安いのであれば、Androidのシェアが拡大して当然なわけですね。もっとも日本の場合はiPhoneのようなデザインが好まれているという側面も否定できません。

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