モバイルバッテリー選びの極意 スマホを満充電しないのが効率的!

スマホを外出先ですばやく充電するには、最大で2.1A対応など出力電流の大きいモバイルバッテリーがオススメです。それでは、出力電流が大きいモバイルバッテリーでは実際にどのぐらいの速度で充電できるのかと、効率的なモバイルバッテリーでの充電方法について説明します。そもそも「急速充電」とよく聞きますがこれはどういう意味でしょうか。スマホの充電に使われているUSB 2.0規格は、標準仕様でしたら0.5A(500mA)しか出力できないのです。これではスマホの充電に時間がかかりすぎるので、初期のスマホやiPhoneは独自に1A出力のUSB充電器に対応させてきたのです。2012年後半からは、スマホを1.8AのUSB充電器を使ってより高速に充電できる、クアルコムの「Quick Charge 1.0」規格に対応したスマホが登場しました。ドコモは同じものを「急速充電」と呼んでスマホや充電器を製品化しています。これ以降、1Aを超える1.5Aや2.1A出力での充電に対応したスマホや充電器を、急速充電対応と呼ぶことが増えているのです。iPhoneの場合iPhone 5sまでは最大1Aの充電にしか対応していませんでしたが、iPhone 6およびiPhone 6 Plusでは1A以上の出力が可能な急速充電対応のUSB充電器やモバイルバッテリーを使うと、より多くの電流で充電できるようになっているのです。

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