スマホが原因の不調? 首や眼の異変に注意

スマホを使い続けた後に視界がぼやけたり、首が疲れたり――放置すれば重症化する危険もあるということです。急速に普及しているスマートフォン(スマホ)ですが、使い続けた後に視界がぼやけたり、首が疲れたりした経験はないでしょうか。日常生活に支障がなければつい見過ごしがちな症状なのですが、放置すれば重症化する危険もあるということです。それでは何に気をつければよいのでしょうか。ドライアイに注意。まずは眼科医に尋ねると、「うつむいた姿勢でスマホを見続けることで、眼精疲労が起きやすくなることは確かです」。医師によると、まず、まばたきが減るため目が乾く「ドライアイ」になりやすくなるということです。通常のまばたきは1分間に30回程度だが、ノートパソコンでの作業中は10回程度になるとされ、播村医師は「スマホでゲームに夢中になれば“目が離せない”ため、もっとまばたきは減少するはずです」と指摘しているのです。また、手に持ったスマホの画面と目との距離はおおむね30センチ未満と近距離。こうした近い場所にピントを合わせる「調節」が目にとって負担となる上、左右の眼球が一点を見る「輻輳(ふくそう)」の状態になって、眼精疲労が顕著になるというのです。目に疲れを感じたら、遠くを見るなど意識して目を休ませることが必要です。
 

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